6.コンピュータ −中級向き−

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2009.5.26

                                             
プリンターとWindows XP Pack3との不具合
 

 このところ「プリンターが動いたり、動かなかったりしている。直してほしい。」と社員から苦情が出ています。

 そこで専門家にチェックしてもらいました。

 原因は最近インストールしたWindows XP True Fast Edition VIO とプリンターが不具合とのこと。これは、これの最新のソフトにセキュリティーシステムがかけられており、プリンターや一部のソフトのインストールを遮断するからです。
 具体的にはOEP(Data Execution Prevention)というWindowsのソフトサービスしか許可しないセキュリティーシステムになっています。
 これをクリアーにする方法は専門家と云えども分からない、とのことです。
 
 よって、対策として、従来のバージョンをインストールして使用するしか方法がない、とのこと。
(注:プリンターとWindowsのソフトは関係ない、とい声も聞かれます。真実はヤブの中)


 
2009.4.9

                                             
@ KENCHAN の ITコラム −ワイヤレスルーター−  第14回


 最近、インターネットをワイヤレスで接続するお客様が増えてきました。
 LANケーブルの長さを気にする必要がなく、高速でインターネットが使用できて確かに便利です。
 一度体験すると、有線接続(LANケーブル接続)には戻れない、というお客様の声を聞きます。

 ワイヤレスで接続するには、専用の機械「ワイヤレスルーター」を別途購入する必要があります。
 タイの電気屋さんでは、約2,000Bから4,000Bで販売されています。

 タイの民間通信会社「TRUE」では、現在プロモーションを行っており、
同社の「Hi-Speed Internt 4MB」プランを申しこんだお客様には、無料でプレゼント中です。

 2MBプランや、1MBプランでは、従来通りの有線モデムとなります。
(※「モデム」のため、パソコン1台しか繋げません。「ルーター」なら複数台パソコンが繋げます。)

 パソコンを2台以上繋げる予定の方は、ワイヤレスルーターの入手をお勧めします。
 なお、パソコンの設定は難しくなるために、設定業者への依頼をお勧めします。

                                           (kenchan)


コンピュータの購入

<日本から持参する場合>

 タイで販売されているノート型パソコンは非常に高価だ。しかもタイ語か英語なので、日本語のOSをインストールする必要がある。やはりなれないうちは日本語アプリケーションが既にインストールされているパソコンを日本から持ってきたいところだ。

 気になる電源アダプターもモジュラージャック・アダプタも形態は同じ。モデムに関しては、日本の量販店で海外では使えない可能性がある、と指摘されることが多いが、タイで実際に使えなかったという話はあまり聞かない。

 問題は電圧だ。日本では100Vだがタイでは220Vとなっている。現在日本で販売されているノート型パソコンのほとんどが100〜240Vに対応しているので、確認して買ったほうが良いだろう。

 なお、変圧器はタイでも300〜1,500バーツで販売されているため、変圧器が必要な場合でも、重さや値段を考えたらタイで購入することをお勧めする。


<タイで購入する場合:パンティップ・プラザを極めよう>

 タイで購入する場合でも、ノート型パソコンの価格が高いことを除けば、特に問題はない。日本語のOSやソフトも販売している。ただ既述したように言葉の問題などもあるため、既製品を購入するなら日本で、というのが定石だ。

 ただ、一部の部品は日本に比べかなり安く購入できる。ここでは「タイの秋葉原」という呼び名がすっかり定着したパンティープ・プラザを紹介しよう。

 自分で組み立てが可能な人には大変魅力的な市場だ。と言っても、部品の種類によって日本で買った方が安いもの、日本でしか手に入らないものもある。

 当然為替レートも関係してくる。以下はおおよその相場と考えて欲しい。

日本の方が安いもの
タイの方が安いもの

メモリ

 
ハードディスク
日本での最新型で容量の大きいものはタイでは販売していないことが多い
 
CPU
 
既成のノートパソコン
 
 
 
 
キーボード
 
パソコンケース
 
モデム
日本と似たような価格だが、最近では日本で電話回線用モデムの使用が減っていることを考えると、タイでの購入の方が便利か
 
スピーカー
CDケース
パソコンバッグ
ソフト

 自分で組み立てた場合、既製品よりも2〜3割安くできる上、自身の用途に合わせ、必要な部分だけ新しい部品に変えるなど応用もできるというメリットがある。せっかくのパンティープ・プラザ。マイ・パソコン組み立てに挑戦してみるのも一興だろう。

 パンティープ・プラザの1階、2階にはパソコンの部品が勢ぞろい。3階からソフト売り場が増える。4階には修理も受け付ける事務所の数が多い。小さな店舗が軒を連ねる大型ショッピング・モールのような作りである上、店舗の衰勢も早いため、各店舗の紹介はここでは控えたい。

 なお、パンティープ・プラザはいわゆる「海賊版ソフト」の販売でも有名だ。ソフトは100バーツ程度から売られている。しかし、最近ではここタイでも海賊版の取り締まりが厳しくなっており、ここで購入したパソコンに最初からインストールされていた海賊版ソフトのせいで当局から手入れを受けた日系企業もある。マイクロソフト社自ら海賊版摘発に乗り出していることは周知の事実だ。また購入したソフトが使えなかった場合でも返品できるような店ではない。くれぐれも自己責任で行動されたい。


 

                                             
コンピュータ/CPU(処理装置)の話

 「ペンティアム4」というCPUが販売中止になりました。

 このCPUは、2000年11月からちょうど6年間販売されてきましたが、
これに代わり「ペンティアムD」というCPUになります。


 従来、CPU → RAM(Memory) → HDD で処理されていたのが、
今回、CPU+RAM → HDD となりました。

 つまり、CPUとRAMが一体となり、その分だけスピードが速くなりました。
 価格的にはほとんど同じです。

 どの分野でも技術の進歩は早いですね。  




【 ソフト 】


【メルマガ136号掲載】   2009.10.19
@ KENCHAN の ITコラム 第19回  
Google 製 HP閲覧ソフト「 Google Chrome 」 

 検索の大手 「Google」 が、ホームページ閲覧ソフトを開発した。無料でダウンロード可能、日本語版もある。
この「Google Chrome(グーグル クロム)」は、ホームページの表示速度が非常に早いと話題になっている。

 実際にインストールして使ってみたが、確かに Internet Explorer や FireFox と比べて、評判どおり速く、
実感できるほどの違いがあった。

  なぜ Google Chrome は速いのか?
そのしくみは、あるページを表示すると「パソコン使用者が、次はどのページを見るか」を予想して
パソコン内部で、先にホームページ読み込んでいるためだ。
予想が当たれば瞬時に表示され、当たらなくても既にある程度読み込んでいるため、やはり早い。
この先読み機能が、表示速度の圧倒的な違いとなって表れ、このソフトの特徴的な機能となっている。

 しかしなぜGoogle は、このようなソフトを開発したのだろうか?
それは Google の収益の大部分が、Google で検索をした際、画面右側に表示される広告収入であることに
関係している。もし表示速度が遅ければ、広告を見を見てもらう機会は少なくなり、逆に速ければ広告を見る
人数は多くなり、これが収益に直結してくる。
そのため、少しでも早いインターネット閲覧ソフトを3年前から開発していた。
そして、最近ようやく完成版が発表された。

 以前、当ホームページで紹介した「ファイヤーフォックス」も確かに速いが、こちらはさらに高速だ。
一度試してみては、いかがだろうか?

  Google Chrome
  http://www.google.com/chrome/intl/ja/landing.html?hl=ja&hl=ja

                                        (2009.10.19 kenchan)


【メルマガ128号掲載】   2009.2.19

                                             
「ファイヤーフォックス」(きつねの火)の紹介

 当地のようにADSLが遅い回線の場合、このソフトを使うと、ホームページの表示(閲覧)が、
既存のインターネットエクスプローラーより、格段に早くなります。

 通常10倍と云われていますが、実際はその半分の5倍位でしょう。

 日頃、ホームページの表示が遅い、遅い、と感じている方に朗報でしょう。

 一方、日本でこのソフトを使ったにしても、元々光ファイバー回線なので、その効果はわずかでしょう。

 早速、お試しを! (無料)
  http://mozilla.jp/firefox/


   【メルマガ123号掲載】   2008.9.18

                                             
無料ウイルスソフトでウイルスに感染

 昔から、ミイラを取りに行ってミイラになる、という格言がありますが、今回はそれを地で行く話。


 現在、私のコンピュータ―ではNODウイルス駆除ソフトを使っています。

 先日、少しスピードが遅く感じたので、symantecソフトのウイルス駆除・1ヶ月体験版を
インストールしたところ、「complete」のサインと共にコンピューターが停止してしまったのです。

 「やられたー」と思いました。

 幸いにも技術者がいるので、修理してもらいましたが、その道に詳しくない人は
このような場合、修理屋さんにお願いすることになります。




【 コンテンツ 】


 
【メルマガ129号掲載】   2009.3.10

                                             
日本からの中古PC(コンピュータ―)の活用結果

 日本から9,000円で買ってきてもらったノート型パソコン(富士通)を、当地で使えないか実験してみました。

 なんとか使える、というのが結論。

 問題は、その「なんとか使える」の中味です。

 以下経過を書いてみましょう。

 9,000円のパソコンは、ほとんど買い手がいませんが、ネット上で販売しているのがおもしろい。
 この本体のスペックはCPU0.7GHz、メモリ256M、ハードディスク20Gで推定7〜8年前の物です。

 パンティプへ行って、メモリー(SD133、516M)を買って増やしたが、能力は380Mしか認識しませんでした。それでもXPは走ります。
 社員のアパートで1Mのスピード(ワイヤレス)で試させたところ、昼間はOK。夜は利用者が多いため遅いです。それでも、Webサイトの閲覧とE-mailは可能です。

 よって、PCを持っていないビギナーの人にプレゼントとして活用できるのではないでしょうか?
 費用は、本体3,000バーツ、無線LANカード1,000バーツ、メモリ―1,000バーツ、合計5,000バーツ、プラスOS(XP)インストール代でしょう。

 蛇足ながら、資源の再利用の立場に立つなら、この活用は表彰物です。


 
【メルマガ115号掲載】   2008.1.21

                                             
コンピューターが遅い

 コンピューターは買って2〜3年使うとスピードがだんだん落ちてきて遅くなります。E-mailとかwebsiteをみるだけで、余り使用しない人には関係ない話ですが……
 ソフトをダウンロードしたりデジカメで取り入れた写真が多い人などは、必ずこのような状況になります。

 そこで、その対策ですが、デフラグはごく当然として、コンピューターの中にいたるところに「掃除」の機能が付いています。
そこに行って「C Cleaner」にすればOKです。それでもダメな人のためにとっておきの秘密兵器「C Cleaner」は大変強力ですので、これを使用の際には「プログラム ファイル」をバックアップしてから実施してください。

 そうそう、早くする方法のナンバーワンはメモリー増設です。(当然、当然) ハーイ。

 C Cleaner
     http://www.altech-ads.com/product/10001211.htm