バンコクでの日本食品の販売状況


05/11/01 
 日頃、日本人が口にしている日本食品について書いてみました。

1. 物の物流経路 

  以前、日本食はシンガポール経由で入ってきていましたが、現在は日本から直接タイに輸入されています。方法はコンテナとAir Cargoの2通りで、重いもの、長期保存が可能なものはコンテナにて、生鮮食品関係はAir Cargoです。

2. 輸入業者 

 これらを扱う輸入業者は数社あり。

3. 価格 
 
 店頭価格は、日本の価格の約2.5〜3.5倍。平均3.0倍です。当然Air Cargoは割高になります。

4. 問題点

 (1) 少量多種の商品の為、たくさん仕入れると在庫になってしまい、又、賞味期限もあり、リスクあり。
 (2) 加工食品はアイテムごとに厚生省の輸入許可が必要。生鮮食品は基本的に検査なし。

 
 注)以上の内容はフジスーパー原岡社長に取材の上書きました。



雲南旅行のおすすめ

 2005/11/22 記

 中国雲南省はバンコックから航空機で3,4時間で行くことが出来る素晴らしい観光地でありながら、私の周辺の人たちで行ったことがある人は皆無である。BKKの旅行社でツアーを主催している様子もない。これは勿体無い話ではなかろうか。

  麗江が世界遺産に指定されてから、中国でも雲南ブームが起きており、日本からも年間7万人がこの地を訪れている。今年Discoveryチャンネルで再三麗江(Li-jiang)の番組が放送されたので、ご覧になった方も多いと思う。雲南省は中国の他の地域とは異なり、少数民族の天地であり、文化遺産も多く、高地にあるため空気清澄で常春の国と呼ばれ、この世で天国があるとすれば、候補地の一つに違いないと思われる。

以下、簡単な旅行記をお届けしますので、何かの参考にしていただければ幸いである。

◇雲南旅行レポート   
          
 昨年(2004)11月上旬、気心の知れた仲間4人と共に雲南旅行に行って来ました。全行程11泊12日日本語ガイド付きで、和気藹々の楽しい旅となりました。ワゴン車又は中型バス付き、ホテルは各地の一流ホテル、全食事付きの豪華版。これで1005USD(二人部屋)でした。他の4人は日本から参加のためBKK3泊プラスになりましたが。

 現地の旅行会社とメイルのやり取りだけで、旅行条件を決めたので、向こうに着くまではやや心配でしたが、それも杞憂に終わりました。世はまさにインターネットの時代であることを痛感した次第。

 BKKからはバンコクエアウェイズ(PG)のプロペラ機でチェンマイ経由でミャンマーの上空を飛び、景洪(Jinghong)に着きました。全く揺れず快適な飛行でした。景洪は盆地に開けた小さな町ですが、亜熱帯特有ののんびりした風情のある所です。

 景洪の後は、昆明、大理、麗江と回りました。昆明は人口240万人の大都会、どこにいっても、人、人、人でした。折りしも、中国では観光ブームが始まっていて、有名な石林でも多くの観光客で賑わっていました。日本人も多く、年間7万人で外国人ではNO1とのこと。大理は、大理石で有名ですが、その昔大理国の都があったところで、?海というクリーンな湖と蒼山連峰(4200m)に挟まれた風光明媚な所。崇聖寺三塔など歴史的な見所も多く、古城市街も良く保存されていて、散策して実に雰囲気の良いところでした。

 私達は翌日、100km離れた、中国仏教五大名山の一つ、鶏足山という所に行きました。ここは観光ルートには入っておらず、仏教関係者ぐらいしか訪れない秘境という言葉がぴったりする場所でした。ロープウェイ、馬を乗り継ぎ、数百段の石段を登ると標高3400mの山頂に達します。山頂からは、素晴らしい展望が開けていました。生まれて初めて、騎乗(2時間)する貴重な体験をしました。道々ロバや馬が今でも運搬や農耕に使われているのを目にしましたが、雲南は数百年前と21世紀の生活が共存する不思議な世界であることを見聞しました。

 最後の訪問地、麗江までは、航空便はなく、バスで3時間。ここは玉龍雪山(5600m)という万年雪に覆われた高山の麓に位置する美しい町です。中国のスイスと云っても云い過ぎではないと思います。最近ここの古城街が世界遺産に指定されたばかりで、国内外の観光客が殺到していました。ここは少数民族ナシ族の本拠地で、彼らは独自の象形文字、音楽、舞踊などの文化を持ち、誇り高く生きています。

 古城内には、市内の泉を源流とする清らかな小川が幾筋も流れ、現在も生活用水として使われています。小川には300以上の橋が掛けられており、また緑たわわな柳の木々が植えられており、その辺には、土産屋、レストラン、カフェ等が数多く密集して人々の歓声が深夜まで響いていました。

 麗江以外には、この他長江上流の金砂江の大カーブ、長江第一湾(諸葛孔明の軍も元のフビライの軍もここを渡った)世界最深の大渓谷、虎跳峡等見所があります。

 今回の雲南の旅では、食事、飲み物(ビール、中国酒)もおいしく、マツタケも2回食べることが出来、皆満足してくれたようです。気候にも恵まれ、我々熟年族のみに許された、ゆったり、スローな旅を満喫出来たように思います。機会があれば、再訪したいとも考えております。以上

◇実際に行ってみたいとお考えの方へ

私が手配を依頼したのは、景洪にあるシーサンパンナ中国国際旅行社(CITS)で、ここは中国のJTBのような会社ですから、信用という点でも問題ありません。窓口は、国際部長の管 建平氏(Mr. Guan Jianping)素晴らしい英語力の持ち主です。

E−mail:bncits@hotmail.com  
Website:http://www.bannacits.com
Fax:0086-691-2125980
(KOJIRO)

◇筆者略歴

佐々木 瞭(ささき あきら) ペンネーム(KOJIRO)

1938年 北海道生まれ。東京大学文学部卒業。

大手広告会社、大手臨床検査受託会社、コンピューターソフト会社等に勤務の後、独立。現在東南アジアを中心とする国際ビジネスコンサルタント、ヘルスケア関連コンサルタントとして活躍中。


出版記念講演会のお知らせ

 2005/11/22 記
 WEBやバンコック週報にエッセイを寄稿してきた小田俊明氏が今回初めてのエッセイ集“ウィエンラコール・ホテルの日々”を上梓されました。小田氏は長年エンジニアリング会社で、石油化学や電力等のビッグプロジェクトの責任者として海外で活躍された後、翻然とエッセイストに転じた異色の人物です。

 本書では、あまねく知られた観光地を敢えて除外し、タイ北部、イサーン地方等のあまり知られていない地域を中心に構成されています。小田氏の描写する目線は、あくまで低く、また少数民族や弱者に対するヒューマンなスタンスは、氏の人柄を良く偲ばせるものとなっています。

  各章末には、小田氏がこれらの地方を取材しながら、足で集めたホテル、アクセス方法、食事等の貴重な情報が懇切にまとめられており、これからタイの地方をゆっくり巡りたいと考えている、シニアの方々、個人旅行者にとって又とないガイダンスになると思われます。
本書は12月上旬には、紀伊国屋書店等の店頭にお目見えの予定。

          
   講演会について
   
主催:日本人会
日時:12月8日(木)AM10:00~11:50
場所:日本人会別館 スクムビット39  City Resort Annex 7F
講師:小田俊明氏“ウィンラコール・ホテルの日々”(文芸社)著者
演題:“まだ見ぬ癒しのタイランドへ”
会費:お茶菓子代として 日本人会会員40B / 日本人会非会員90B
   
 ◇ 準備の都合上、前日までにお申し込みをお願いします。  森上 09-891-1683


BigC・エカマイ店がオープン


05/11/22 
  今までスーパーが無かったエカマイ通りに待望のBigCが今月オープンしました。場所はエカマイ・ソイ6と8の間にあります。まだソフトオープンみたいで、BigCスーパーマーケットはオープンしていますがテナントの店舗は工事中の店がほとんどで、食事が出来る店もまだ開店していません。

BigCの影響で今後エカマイ通りが開発され、賑やかな通りに発展して行くのではないでしょうか。

http://www.bigc.co.th/en/branch/Store.asp?StoreID=45



インターネットTV

 2005/11/05  記
 日本の留守宅等にTVサーバーを付ければバンコクにて、パソコンを介して日本と同じ多チャンネルのテレビ番組が見れます。チャンティにてお手伝い可能です。2048/512のADSLで日本の民放TV番組も、録画することなく、バンコクに居ても毎日ライブで見れます。

 チャンティでは、2005年10月の販売開始の
ソニーの「ロケーションフリー」の設定も請け負っています。ライブのみでの方が安上がりですが、追加の部品を購入すれば、録画も出来るように設定できます。

 ADSLのサービスが受けれられない地域にお住まいの方、工場等で高速インターネットをご希望の方は、チャンティに頼めばサテライトの手配もしてもらえます。


インターネットバンキングについて


2005/11/22 記

 タイでもとうとうインターネットバンキングができるようになりました。

1. 送金ができる。 タイ国内の銀行間で送金ができる。ただし、住友、東京三菱は不可。

2. 残金をチェックすることができる。

3. その銀行が発行しているクレジットカードの残金をチェックできる。


備考

1) 時間制限:午前6時より午後10時まで送金
          午前6時より午後8時まで入金
         

2) 言語:タイ語と英語

3) バンコクバンクでは労働許可証が必要だが、カシコンバンクはパスポートのみで開設できる。




人材紹介

 2005/11/22 記
 日本人男性 (61歳)  
 希望職種:経営職 タイ歴:タイ8年 シンガポール4年 
 希望勤務場所:工場  現在:日本在住 
 希望給料:10万バーツ  連絡:小林鰍ワで
   
 タイ人女性(38歳)  
 学歴:タマサート大学卒、日本へ留学(2年)
 希望勤務場所:バンコク市内  
 希望給料:5万バーツ  連絡:小林鰍ワで

前回のガソホールの補足について

 2005/11/22 記
(補足その1)

 ガソリンにエタノールを混ぜることは変なことではなく、水抜き剤として以前から使われてきた。

(補足その2)

 普及にはいくつかの条件をクリアにしないといけない。
   
条件1
エタノールの安定供給。
ガソリンに混ぜるエタノールの原料が農作物である為、不作時に値上がりする可能性がある。そうなると、ガソリンより高いガソホールになってしまう。本末転倒である。
 
条件2
原油の高騰が今後も続くこと。
原油の値が落ち着き、安値で安定供給されるようになればガソホールの出番は無くなる。原油の安定高値が必須条件になってくる。


(補足その3)

 ガソホールを使い始めてすぐは燃費が悪い。これはシリンダ内の汚れを、混合されたエタノールが洗浄している為。汚れが落ちれば、燃費はよくなる。


お詫び

 2005/11/22 記
前号(a@88)で一部リンクが開けず大変失礼しました。今後この様なことが生じないよう気をつけます。
前号(a@88)は以下で見ることができます。

http://www.kobayashi.co.th/mailmagazine/mailmagazine88/mailmagazine88.htm