「かゆみ」について
今回は、「かゆみ」について書いてみましょう。
1.かゆい場所
何もなくても時々、頭、背中、耳の穴などがかゆくなります。なぜでしょうか?
足の指の水虫や、虫に刺された傷穴などは、原因がはっきりしていますが・・・。
人によっては体質的に、全身がかゆくなる人もいるようです。
2.かゆい原因
皮膚の表面には、雑菌が生息しており、この雑菌が異常に発生した場合、かゆみとして感じます。
かゆいと感じ、更にかくとますます皮膚が炎症を起こし、「皮膚病」となります。
この異常発生は、温度と湿度が関係しています。
つまり、タイでは高温のため、雑菌の異常発生を生みやすいです。
身体の部分では、背中は洗いづらい部分ので省略することが多いため、腰の部分は、ズボンのベルトを締
めているため、この部分が擦られて、かゆくなる場合が多いです。
又、耳の穴は日常、清潔にしておかないとかゆくなります。
3.対策
毎日、風呂に入ること。そして、きれいに各部分を洗うこと。
タイでは、風呂に入る習慣がなく、シャワーを浴びる習慣です。
そして、タイ人は15-20分位シャワーに時間を費やしています。タイは暑いので、汗が出やすく、
それが皮膚に残ります。
皮膚に付着した汗や油類は、そのままにしておくと雑菌発生の温床となります。
よって、石鹸を用いて各部分を洗います。そうすることによって、かゆい感じを防ぎます。
また、シャワーを時間をかけて行うことにより、皮膚の毛穴をきれにして睡眠時に毛穴からの呼吸をうながし
ます。また、体内の熱を発散することにより、熟睡でき、翌朝の爽やかな気分へと続いていきます。
4.かゆみ止めのツール
石鹸の多くは、PHがアルカリ性なので、これを用いて洗うことによって、雑菌の異常発生を抑制できます。
タイでは、ボディーシャンプーとして商品名「PROTEX」が有名です。
背中こすり用のタオルは、タイではまだ普及していません。日本からのプレゼントとしてあげると喜ばれます。
薬局のホームページを見ると「かゆくて辛い皮膚病 」として塗り薬の紹介がありますが、この薬を使わなくても
良いよう、予防が大切です。
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