たみ子さんのコーチングコーナー
                                          
            
ビジネスに欠かせないコーチング手法


 機会があって、コーチングの簡単かつ、明確なやり方を今回から連載いたします。

 企業は今、個人個人の自立そして独自のアイデアを生み出すような人材を求め、社会は誰に頼るのではなく、自分自身の足で歩くことを要求しています。そのような考え、行動を促進できるように持っていくのがコーチング手法です。

 コーチングって何?

 本屋には。。。。。あなたも出来るコーチングとか、部下を伸ばすコーチング手法とかたくさんのコーチング関係の本を見かけます。

 日本では、コーチングを知っていないと良い上司ではないとか、その会社にこの手法を導入していないと時代遅れなどといわれています。

 コーチングは、ご承知のとおりアメリカで1980年代に始まった情報伝達のスキルの一つとお考えください。私たち日常に使われている、あるいは使っていたスキルです。それをわかりやすく手段を取ってやることです。

 基本は、相手の立場で考えましょう。相手の意見を尊重しましょう。これは、私たちの商売でもお客様が一番、とかお客様あっての私たちなどと言われていることと同じです。

 まず、話を聴きましょう。キーワードは、良く聴く(傾聴)それでは、コーチング手法ではどのようにやるのでしょうか。簡単にボールを投げてそれをきちんと受け取ったか、よくコーチングの勉強会では使われるゲームです。

 受け取れるということは、よくそのボールの行方をみて確認してるからこそ、きちんと受け取れたのです。もし、ボールの先を見ていなかったらどうでしょうか。相手はあなたにボールを投げたのに、あなたは他のところを向いていたらそれを取ることさえ出来ません。

 会話ではどうでしょうか。

 相手の話にきちんと耳を傾けていますか? 部下の話をきちんと聴きましたか? お客様の話をきちんと理解しながら聴いていますか? 子供の話をきちんと聴いていますか? 奥さんの話を心から聴いていますか? きちんと座って聴いていますか? メモなどしながら聴いていませんね? 電話ごしから聴いていませんか? 今日から1分でもよいですから、集中してその方の話をきちんと顔を見て目をみて聞いてあげて下さい。きっと、相手は変わりますよ。

                            タイコーチング勉強会主催
                            わりた たみこ