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住宅事情入門
2011.9.20 更新

  ようこそ、住宅情報、アパート探しの欄にいらっしゃいました。
 このサイトでは、初心者のため、わかりやすく、かつ、実際に役立つように書いてみました。

1.住宅の分類 (コンドミニアム,アパートメント,サービスアパートメント

アパート、マンション、コンドミニアム
家族帯同の場合、ほとんどがアパート、マンションに住みます。
アパート、又はマンションと呼ぶ場合、通常、一棟全てがワンオーナーで所有されています。
 一方、コンドミニアムの場合、部屋ごとにオーナーが異なり、日本で言う「分譲マンション」に相当します。
 日本の分譲マンションは、オーナーが異なっていても、各部屋の間取り、内装はほとんど同じですが、タイのそれは、間取り、内装とも、それぞれの部屋によって異なっています。
 マンションは、 20〜30世帯の小規模から200世帯を超す大規模までさまざまです。

サービス・アパートメント
サービス・アパートメントとは、ホテルとアパートの中間に位置する住居で、その違いは次の通りです。

ホテル、サービスアパート、アパート比較表
 
ホテル
サービスアパート
アパート
賃借 1日ごと
(1ヵ月単位も可)
1日ごと、1ヶ月ごと、1年ごとが可能
物件によりけり
1年間契約が基本
(1万バーツ以下は6ヶ月間可)
間取り スタジオタイプ
(ワンルーム)
主にスタジオタイプ or 1ベッド 2〜3ベッド
(1万バーツ以下はスタジオタイプ)
広さ
(イメージ)
20-30u 30-80u 100-250u
清掃 ホテル側で行う サービスアパート側で行う 自分で行う
電熱器・食器 設置済 電熱器設置済
食器無
電気代・水代 含む 含む
(一部別料金あり)
含まず
期間 短期滞在
(1ヶ月以下)
1ヶ月以上
(単身向き)
1年以上の駐在
(家族向き)

タウンハウス/その他
  間口が4〜5m、奥行きが8〜20mで、棟が並んでいる2〜3階建ての住居はタウンハウスといいます。土地付きでかつ車庫付きであるため、タイ人に人気があります。しかし、セキュリティーや風通しがよくない、暗いなどの短所があります。(駐在員には不向き)。
  また、タイ人の単身者が住んでいるアパートの多くは、20〜30uのワンルーム・マンションタイプです。お湯は出ますがバスタブはありません。家賃は月5,000〜6,000バーツからで、安いアパートを探している人にお勧めです。

2.日本人の住居

 バンコクに住む日本人駐在員の95%は、スクムビット地区に住んでいます。
そのスクムビット地区でもアソーク(Soi21)からエカマイ(Soi63)にほとんど住んでいます。
 駐在員以外の現地採用者、学生、ロングステイ滞在者は、BTS沿線に分布して住んでいます。
地下鉄沿線はまだまだ少ないようです。

 単身者で、日本人が多く住んでいるスクムビットを嫌う人は、シーロム、サトーン地区に、学生は、家賃の安いプラトゥナム地区or戦勝記念塔(アヌサワリーチャイ)地区に、それぞれ多く住んでいます。

 日本人がスクムビット地区にかたまって住む理由は、次の通り考えられます。

(1) 日本人学校の通学バスは、交通事情によりアソークからエカマイ通り地区を希望している。
    又,その地区は買い物に便利である。
(2) 同じ会社の人が近くに住むことによって、通勤の足の確保を容易にする。
(3) 日本人を対象にした食べ物屋、本屋などが多く存在している。
(4) 日本人駐在員が住むのに適した住居が多くある。  
【関連情報】 [部屋を決める決定要因は?]