10.合弁パートナー探し


 合弁パートナーを選ぶ際一番大切なことは、相手と信頼関係が持てるかどうかということ。石橋を叩いてもなお渡らない、ぐらいの慎重さでパートナーを探してほしい。不安なままで合弁を進めることは、後日トラブル発生の元となるだろう。

(1)合弁パートナーを探す方法

 @ 日系企業の紹介・・銀行、商社、法律事務所、メーカーなど

 A BOI の紹介

 B 友人、知人の紹介

 C 自ら時間をかけて探す・・
一番愚

 銀行、金融機関、商社に一定の株を持たせることを条件に合弁パートナーをみつけてもらうのが確実で容易である。主な日系企業のタイ側パートナーを知りたい場合は小林株式会社発行の「タイ日系企業の株主リスト」(定価:800バーツ)を参照してほしい。
 
(2)合弁の内容

 @ 名義を借りるだけの合弁

 A 一定割合を出資させるが、経営に参加させない合弁

 B 一定割合を出資させ、経営に参加させる合弁

 C 大部分を相手に出資させ、小数出資で経営に参加する合弁

 D出資をせず合弁相手へ技術指導する合弁どんな場合でも契約書を交わしておくことが肝要!!


掲示板より

Q パートナーシップ      2003.6/25

  タイ人の主人とパートナーシップで共同企業を設立する予定です。 タイ人の雇用をしなくても労働許可証が申請できると聞いたのですが、小林さんのマニュアルを 拝見していると4人以上?7人以上のタイ人雇用が 必要なのでしょうか。

A お答えします。

 労働許可の条件は、日本人1人に付き4人のタイ人を雇用しなければなりません。 ただし、特別に許可を得た場合、例外があるでしょう。通常のビジネスは、タイ人 の雇用が必要です。


 ところで、現在新しい法律のもと外国人とタイ人のパートナーシップは設立できないことになったのでしょうか。

A お答えします

 パートナーシップとはどのような意味か不明ですが、いずれにしても、外国人と タイ人の ビジネスは可能です。具体的相談はメールにてお願いします。