一時期流行したオンライン・ショッピング。本屋に行かずに邦書を家まで届けてくれる・・・
と思うものの、なかなか踏み切れない人が多いのでは。
当社は巨大なオンライン書店アマゾン・ジャパンに挑戦。バンコク最大の日系書店である紀伊国屋と比較をしてみた。
ウェブサイトは http://www.amazon.co.jp
メンバー登録から始まり、ジャンル別に書籍を選択するまで、ホームページ上の指示に従って打ち込んでいくだけで想像以上に簡単だ。ほんの5分ほどで注文を終えた。
海外発送の場合の支払いはクレジット・カードのみ。オンラインでクレジット・カードを登録することに危険を感じる人はこの時点でアウトだ。
発送オプションは、国際エコノミー便と国際エクスプレス便とがあった。それぞれ届くまでの日数は
3〜4週間、2〜5日と記してある。ずいぶん違う。だが当然料金も異なり、国際エコノミー便が注文1回 につき配送料1,000円、1商品につき手数料300円のところ、国際エクスプレス便は注文1回につき配送料1,900円、1商品につき手数料300円。迷わず国際エコノミー便を選択。後は、到着を待つばかりとなった。
ところが!待てど暮らせど、なかなか書籍は到着しない。注文したのは1月7日。結局受け取ったのは2月13日。経過日数37日。5週間を越えていた。
さて問題は料金だ。当社が選択した書籍は1冊1,380円の書籍。送料は1,300円(注文1回に
つき配送料1,000円+1商品につき手数料300円)。合計2,680円。
この書籍の価格がバンコクの紀伊国屋でいくらなのか見てみよう。なんと766バーツ、つまり約2,298円。長かった5週間を振り返り、がっくりと肩を落とす。
ただし、本の選択幅(在庫)は桁違いにオンラインが上。専門書はオンライン・ショッピングが一歩リードかもしれない。 |