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女性営業のプロが、Marriott 57へ
【メルマガ182号掲載】 2013.8.20

 ソイ トンソンにある BLISTON Suwan Park View Bnagkok で4年間勤務していた女性 A さん(匿名で残念)が、ここを退社し、 Marriott Executive Apartments, Sukhumvit Thonglor に移籍しました。

 この業界では知る人ぞ知る、アパート、サービス業界では、模範のセールスマネージャーでした。今回、新天地にて活躍することになり、ますます活躍が期待されています。

 この話を聞いた社員から、「社長も彼女の爪の垢を煎じて飲んで下さい」と皮肉を言われてしまいました。

 「そうだなー、この歳でも彼女を手本に頑張ろうか」とさり気なく、かわしていました。 新職場の Marriott 57 では、すでに彼女への問い合わせがある、とのこと。 やっぱり、営業はこうでなくちゃー。

 蛇足:この物件は、エグゼクティブ用ですので念のため。           ( 2013.8.13 K 記)

【関連記事】
Marriott Executive Apartments, Sukhumvit Thonglor(物件ページ)




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博士人材キャリア開発に協力
【メルマガ182号掲載】 2013.8.17


 現在、福井大学より 松浦君が派遣され、当社でインターンシップを行なっています。 このプロジェクトの責任者である、米沢晋 教授(福井大学、産学官連携本部長)ら福井大学から2名の先生方が来社されました 。( 8 月 16 日)

 このプロジェクトは、博士課程の卒業者の就職支援の一環として、日本政府(文部科学省)が行なっているものです。

 話し合いの中で、プレゼンテーション能力(話す能力、書く能力)の重要性が指摘されました。
                                          (2013.8.17 K 記)


                      右より2番目、竹本拓治 准教授、3番目、米沢晋 教授。

【関連記事】
博士課程の院生を、インターンシップ受け入れへ




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どこにいったの、ねぇ〜、はつよちゃん♪ (その2)
【メルマガ181号掲載】 2013.7.8


 初代ちゃんが当社を休職して、もう 2 ヶ月になります。
「在職中は、皆様にお世話になりました」と代弁してあげましょう。
 早く、カムバックしてほしいと思いつつも、半分あきらめつつあるのが現状です。

 ところで、本人は、何をしているのでしょう?

 風の便りでは、いまだ求職活動をしているとのこと。なかなか、自分に適した仕事にめぐり会えないようです。
 聞くところによると、ある会社に入社して、いじわる先輩にいじめられて退社を余儀なくされたとのこと。又、ある会社に入社して、単純な仕事しか与えられず、 1 週間で退社した、とか・・・。

 日本語、英語、タイ語、中国語の 4 ヶ国語が可能な初代ちゃんなので、普通の会社では満足しないようです。

 結局、どこの会社でも就職できず、当社に戻ってくることも考えられます。

 初代ちゃんの職探しは、今後とも続くでしょう。             ( 2013.7.7 K 記)

 

【関連記事】
どこにいったの、ねぇ〜、はつよちゃん♪ (初代のワンポイントコラム)



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高層建築ではなく、平屋建てです
【メルマガ181号掲載】 2013.7.6


 スクムビット ソイ 51 を入って 400 m右側にある、 Charktip Court の隣に、新しい建物の建設が始まりました。 周囲は大きな塀で囲まれ、「 The Crest 」の販売用看板が目につきます。

 これを見た人は、通常、高層建築の建物と想像するでしょう。しかしです。なんと、ここに平屋建ての日本料理店ができる、とのこと。なんだー、そうですかー。

 この販売用の看板は、ここに建てる物件ではなく、近くに既に建てられています。ここに住んでいる方は、このことを聞いて、ほっとしています。隣で工事が始まったら、騒音に悩まされるので。

 そうそう、ここにできる予定の日本料理店は、敷地が380ライで駐車場が20台分あり、接待用の店になるでしょう。

 当社のVIPのお客さんに対して、日頃のお礼をこめて、この店で一席設ける、なんてアイディアはいかがでしょうか?                                    (2013.7.6 K記)

【関連記事】
Charktip Court VIP ルーム
面積換算:タイの土地面積計算機



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恒例のタンブン ― 社員のモチベーション向上
【メルマガ181号掲載】 2013.7.4


 お坊さん9人を招いて、恒例のタンブンを行ないました。

 日本人にとっては、馴染のない行事ですが、敬虔な仏教徒であるタイ人にとっては重要なイベントの一つです。

 タンブンとは、「徳を積む」という意味で、タイ人は「徳を積ませてもらっている」という感謝の気持ちをもって、臨んでいます。

 この行事により、社内の雰囲気が良くなり、社員のモチベーションが Up すること、間違いなしです。
                                          (2013.7.4 K 記)              

【関連記事】
恒例のタンブン(お布施)で、元気が出るスタッフ




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うちの社長は、社員に文章の添削を指南
【メルマガ180号掲載】 2013.6.13


 当社には、いろいろな社員がいます。文章が得意な人、不得意な人など。 不得意な社員に対して
社長は、丁寧に文章の添削を行って、お客さんに失礼のないようにしています。

 さて以下の文章、お客さんに送付してした実物文です。

 

〇〇さま

お世話になります。

23 日の退去時には、退去レターは必要ないそうです。
また弊社からの立会いも必要ないとのことですので、宜しくお願いいたします。

また機会がございました際は、お気軽にご用命ください。

ありがとうございました。

 

 どうですか? 文章的には何も問題はありません。しかし、文章以前の当社の立場が問題なのです。 つまり、オーナーから当社のスタッフに言われた内容を、そのまま伝えたところがマズかったのです。

 すなわち、オーナーが言った「弊社からの立会いも必要ないとのこと」と、そのままお客さんに伝えてしまったのです。ここは「弊社からの立会いはしませんので、・・・」と修正して書くべきだったのです。

 当社は、お客さん及び、オーナーの代理人でもなく、その中間に位置しています。

 文章自体は間違いではありませんので、社員の愛嬌と思って、この話、終り。 ( 2013.6.13 K 記)

【関連記事】
社員へ正しい日本語表現を教育中




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「当社のサービスは悪い」 この人は1年で帰国
【メルマガ180号掲載】 2013.6.11


 「小林株式会社のサービスは悪いので、再契約は直接オーナーとします」、このようにお客さんから言われました。 そこで社員を呼んで、どんなことがあったのか、聞きました。

 社員は「一種のクレーマーです」と。そうは言っても我社として手落ちがあったはず、と社員を問い詰めました。 結果として当社の社員が、必要な「レスポンス」をしなかったようです。

 社長として詫び状を出そうと思ったら、急に帰国との事。しかも、そのお客さんはたった1年の勤務です。

 通常タイに来た人が1年で帰国する場合、その人は、タイ駐在に不適格として烙印を押された人とみなされています。この人も想像するに、それに該当しているようです。 もちろん当社の不手際を認めますが、やり過ぎてはいけません。墓穴を掘ったのでしょう。

 それはそれとして、話をすり変えるつもりはありません。しっかり良いサービスを目指します。

 万一、社員の対応が悪い場合は、社長に直接連絡した方が問題解決が早いので、この方法も一策です。

 日々、良いサービスを目指して努力しています。どうぞよろしく。 ( 2013.6.9 K 記)

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取引中止で喜んだ社長




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博士課程の院生を、インターンシップ受け入れへ
【メルマガ180号掲載】 2013.5.27


 当社は、福井大学の竹本拓治 准教授の紹介で、博士号を取得したポストドクターをインターンシップとして迎えることになりました。 期間は、7月から9月までの3ヶ月間です。

 このインターンシップ プロジェクトは、日本政府、文部科学省の補助金事業に認定されています。

 当社は、2年前に社長の母校より2名の大学生を、1ヶ月間のインターンとして迎えており、その実績を買われたのでしょう。

 さて、その内容ですが、タイ人社員と机を並べ(会話は英語になりますが)、共に仕事をしてもらうことになります。

 任務は、「企画・戦略」をお願いする予定です。 又、本人の希望によっては、営業担当、企業訪問も考えられます。

 今、日本の大学で問題になっているのは、就職活動が厳しい状況です。とりわけ、博士課程を卒業した院生が就職難とのこと。そこで、その院生に企業活動を体験させ、就職に結びつけようというのが、このプロジェクトの目的のようです。

 当社は、タイで創業を開始して 28 年になりますが、企業の社会貢献の一環として、ぜひとも成功させたいものです。                                 (2013.5.27 K 記)


【関連記事】
博士人材キャリア開発サイト〜ポストドクター・インターンシップ推進事業(文部科学省)
当社インターンシップ 初めての試み




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「今年の抱負」を書いた優秀社員が、いじめられています ― 出る杭は打たれる
【メルマガ177号掲載】 2013.2.25


 新年早々、「今年の抱負」を書いて、社長賞をもらった社員に対して、出る杭が打たれています。

 それというのも、社長表彰と金一封を受けたため、風当たりが強くなってしまったのです。特に、キーキィアット(怠け者)の社員からは、本人の足を引っ張るがごとく、「休みが多い人が何故社長賞を?」とか、いろいろ誹謗中傷の「大爆発」のよう。どこにでもいるイッチャー( 嫉妬深い)社員。こんな風景は、どこの会社でもあるでしょう。

 社長さん、しっかり現状を把握して、舵取りを頼みます。

 具体的には、こんな会社の悪口を言う社員は即クビにした方が良いのです。退職金を支払っても、悪影響を考えると、採算が合うというものです。

 最後に重ねてお願いします。真面目に会社のことを思っている社員に対しては、しっかり社長自らサポートしましょう、会社繁栄のため。                             ( 2013.2.24 K 記)


【関連記事】当社社員の「昨年の反省と今年の抱負」 レポート



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モンスター ペアレントについて
 2013.2.22

 モンスター ペアレントという言葉を初めて聞きました。 

 「それって、どんな意味なの?」と、若い人に尋ねました。答えは怪物の両親、とのこと。それでもわかりません。日本語訳では「子供のため、両親が学校に対して、理不尽な要求をする」とのこと。こんな言葉があるということは、現実に出来事が存在するからでしょう。

 例えば、劇の役で、自分の子供を主役にさせろと学校に要求する親。何でうちの子供が脇役なのかと、クレームをつけたりして・・・・・・。

 さすがに、バンコク日本人学校ではこんなことはないでしょう。だって・・・(具体的説明を省略)。
 いずれにしても、若い人の言葉を理解できるよう、われら中年族は、日頃から努力しましょう。
                                            (2013.2.21 K 記)

【関連記事】 子供の教育シリーズ(小林豊の経験に基づく子供の教育についてのエッセイ)




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スクムビット Soi 36 は通行止め

 2013.2.22

 大型車が電柱にぶつけ、その影響で柱が折れて、そこを通っていた車にぶつかりました。 危ないですね。場所は、スクムビット ソイ 36 を入って、100 m位のところです。

 ちょうど、 Noble Remix の近くです。幸いにも怪我人がなくて、よかったですね。

 復旧は、明日の 23 日にも完了する見込みです。               (2013.2.22 K記)


(当社社長が、たまたま遭遇した 特ダネ写真)


【関連記事】 交通事故に遭ったとき(ビジネス情報)




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今井 宏さん、さようなら
 2013.2.11

 友人から、今井 宏さんの訃報が入りました。
彼によると、亡くなられたのは1月25日とのこと。 

 今井 宏さんについては、すでにこのホームベージでも紹介していますが、大変残念なことです。まだまだ、日本人とタイ人の相互理解に尽くしてほしかったです。享年77歳。 

 東京の自宅へ電話をしたところ、たまたま息子さんが対応してくれて、言葉少なに次のように語ってくれました。 

 昨年の12月下旬より、病院に通い、10日間入院し、ここで終末を迎えた、とのこと。  死因は、急性のガン、とのこと。 

 彼の業績については、『トヨタの海外経営』や、『Toyota's Overseas Management』(英文)、さらにバンコク日本人商工会議所発行の機関誌『所報』にて、『タイでのビジネスプロトコル』というシリーズで計50回も好評連載されました。(1冊の本にまとまりました。) 

 彼の主張は、日系企業が海外に進出する場合、その国を十分理解しましょう、でした。 技術中心の会社の方針に対して、「マインドも大切」と、技術のハードに対して、マインドであるソフトも重要と力説してきた人でした。 

 ご冥福を祈ります。 

 最後に、来月下旬に訪タイする際、会うことを約束していたのですが、これも実らぬ、永遠の別れとなってしまいました。                            (2013.2.11 K 記 )

【関連情報】 今井さんが来社してくれました(随筆 2012年4月19日)



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「日本タイ経済連携促進フォーラム」の案内
 2013.1.17

 日本の友人から連絡をいただいたので、皆さんにお知らせします。右の画像をクリックしてください。         (2013.1.17 K 記 )



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当社社員の「昨年の反省と今年の抱負」 レポート
 2013.1.16

 当社は、毎年今年の抱負を社員に書かせて、発表しています。 今年は計16 名の応募があり、 3 名に賞をあげました。

 最優秀賞の社員には、2,000 バーツの賞金を差し上げました。 (次点は1,000 バーツ、佳作は500バーツ)

  最優秀賞の内容は、次の通りです。 「年次自己評価報告」

 よくできていると思います。皆さんの会社では、いかがですか?    ( 2013.1.15 K 記)  

【関連記事】「昨年の反省と今年の抱負」を社員に書かせました。



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新名所 「大衆酒場 ちばチャン」− 当社支店の目の前
 2013.1.13

 支店の目の前に新しい名所、「大衆酒場 ちばチャン」がオープンして、繁盛しています。

「この店に来た時は、支店に寄ってください」とは言えないのが残念。だって、この店のオープンする時刻には、支店は閉店しているのですから。

 この店、居酒屋風の飲み屋(やきとり専門)で、近くにある有名な「寅次郎」とバッティングする関係です。しかし、そこは両店が共に切磋琢磨(せっさたくま)して、「安くて美味しい」を目指しているのですから、消費者(お客)にとっては、喜ぶべきことです。

 この店の開店により、当支店は、「大衆酒場 ちばチャン」又は、「ばんからラーメン」の奥にある不動産屋、というキャッチフレーズになるでしょう。

 
夜は派手な照明で目立ちます。

 最後に。ちばチャンの奥の建物の2階に、小林株式会社 プロンポン支店があります。このたび、拡張工事が完了し、従来の50 uから100 uになりました。広くなった店舗で、お客さんの来店をお待ちしています。                          (2013.1.13 K 記)

 
              ソイ39を入って500m右側 にあります。

【関連記事】ちばチャン ChibaCham Bangkok(Facebook)



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バングラデシュ視察 報告
 2012.12.19

 11月28〜30日まで、JCC(バンコク日本人商工会議所) 主催で、バングラデシュへ視察へ行ってきました。(総勢28名)

[日程]
初日: 市内見学、夜、ダッカ日本商工会との夕食懇親会
2日目:首都から600km 南方にある、チッタゴンの港湾施設 EPZ(Export Processing Zone) を見学。(関連記事はこちら
3日目(最終日):市内にある、ダッカ空港の航空貨物上屋施設の見学

バングラディッシュで見た事実、聞いた事実、そして、そこで考えた考察、コメントは次の通りです。


  見た事実、聞いた事実

(1) 人が多い割りに車と二輪車が少ない、人力車が市内で幅を利かせている。タイの 40 年前位の状況。

(2)インフラとしての通信は2G 、無線通信がメインだが、スピードは 512K から1G が最高との事。

電気は猛暑の時期に停電があるとの事。 道路は、旧態依然としているため、夕方の交通ラッシュがひどい。

 
街中では人力車が多く走っている

(3)この国の発展の最重要項目は、通信と道路の整備。


   考察

(1) 世界の最貧困国からの脱出を考えているのか?

  昔から、この国は、貧しい国の代表として続いてきています。一人当たりの GDP が約 700US ドル位ですから、カンボジアより低い。
  歴史的に見て、インドからイスラム教のため追い出されて建国された国のため、歴史が浅く、国としての資産価値が低い。

  狭い国に超過密人口。 人口が多い、ということは、これが国の資産であるので、これを輸出することによって、外貨が稼げるのではないか。

(2) 地理的位置としては、インド圏に属しており、アジア地区に属していない。そのため他国との協力関係が弱い。 このことは、今日の世界的国家グループに属さない国は、孤立して発展が望めないことになる。

(3) 人材がこの国の発展のカギ

 インフラが十分でないため、外国からの投資は、見送りされて現在に至っており、この傾向は今後も続くでしょう。

 そんな中にあって、人材が豊富であることに着目し、これを輸出する政策が、この国の発展に寄与するでしょう。


コメント

 投資者は、誰でもリターンを求める。これをこの国に当てはめるとどうでしょう。 リターンのメドが立たない投資、援助は、誰も行わないでしょう。この国は、その国民、政府のマインドにかかっています。彼らが、どのように思っているか。そこからこの国の将来に対する出発点があるように思える。
                                       (2012.12.19 K記)           


町並み
      

縫製工場

【参考資料】バングラデシュ視察写真アルバム


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産休明けの社員に時短を
 2012.12.11

 3 ヶ月の産休をとっていた社員が 12 月から出社しました。 勤務状態を尋ねると、 9 時〜 18 時で他の社員と同じとのこと。

そこで、タイ人の人事担当者に問い合わせると、「本人からの申し出がないので・・・」 とのこと。

「そんなことを云っていたら、誰も権利行使ができないのでは・・・・?」 と 疑問文を返しました。

 制度(規則)があっても、行使しない社員。ずいぶん控え目な社員ですねー。

 結局、@ 10 時〜 17 時、A 11 時〜 18 時、B 9 時〜 16 時のうち一つを選択させて時短勤務にすることにしました。

 こんな小さな会社でも、働く女性の労働条件を向上させる、 こんな気遣いによって、職場の雰囲気が良くなり、労働生産性が上がるのです。

 社員の労働条件が向上し、社内の雰囲気が良くなり、社長も良い顔ができるし、めでたし、めでたし。                                 ( 2012.12.10 K 記) 

【関連記事】就業規則と社会保障(ビジネス・生活情報)



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社長秘書の ルーイー さんを紹介します
 2012.12.6

 今月から社長秘書として入社しました、ルーイーさんです。

 ランシット大学・日本語学科を今年の3月に卒業。実家の手伝いをしていたが、飽きてきたので会社勤めをする決意をして、当社にめぐり合った、とのこと。 実家の家業は、チャトゥ チャックで金魚屋さんをやっている、とのこと。

 日本語能力は3級ですが、少し訓練すれば、使いものになるのでは、ということで、社長付にしました。 本来なら、営業に配属したいところですが、この能力では不十分ということです。

2〜3ヶ月後には、入居、退居のアシスタントとしてお客さんに役に立つ社員になるかもしれません。長い目で、やさしく見守ってあげたいです。                   (2012.12.6 K 記)

【関連記事】やっと探し当てた新入社員

 
 
新入社員のルーイーさん


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朝、シャワーしないで出勤してくる社員は嫌われる
 2012.11.6

 タイ人は、日本人に比べて臭気に敏感です。

  朝、シャワーしないで出勤した日本人、昨日と同じシャツを着用して出勤した日本人は、必ず嫌われます。 結論は以上なのですが、少し説明をしましょう。

 日本人なら、「今日は少し寒いので」と思って、シャワー(アープナーム)をせず、出勤する人がいるでしょう。タイ人には絶対ありえないことです。どんなに寒くても、アープナームは欠かせません。

 朝、起きて、急がなければならない時は、シャワーをせず、会社に直行。しかし、タイ人は、シャワーをして、その結果、会社に遅刻する。

 この理由で、怒れませんヨネー。               (2012.11.5 K 記)

【関連記事】シャワーブースとは (住宅に関するキーワード)



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国際会議での日本人の存在感
 2012.11.2

 ライオンズクラブの会議で、マレーシアに行ってきました。

 この会議は、社長が所属する、タイ・ズシットクラブとして出席したもので、シンガポール、香港、フィリピンの各クラブから出席がありました。

 この会議は、もちろん英語が公用語になっており、英語のできないメンバーは、お休みになります。そうなると、社長は完全に壁の花扱いです。

 こんな状態は、ライオンスクラブに限らず、現在の日本人が国際会議に出席した時に出くわす光景でしょう。

 フォーマルな会議の場合なら、通訳をつける、又は原稿を読めば良いですが、フリートークは別です。自己主張できないとなると、存在感が薄くなります。 しかし、日本人は主張が弱く、どうしても存在感が薄いです。それでも、お金にものを言わせて、貴重品とされています。

こんな現状ですが、これで良いのでしょうか? そんなことを思いつつ、ライオンズの会議に出席しました。 若い人へ、今後、このような状態を打開してはどうでしょうか? ( 2012.11.2 K 記)                     

【関連記事】ライオンズクラブの紹介



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「いざ鎌倉」と、陣笠メンバー
 2012.10.29

 当社社長は、ライオンズクラブのメンバーになってますが、上部団体への会議出席に熱心です。それは、組織人として、当然の義務だからのようです。 どんな組織においても、ここ一番、非常召集で集まって、協力してくれる人が、頼りになる人です。

 歴史的に説明する必要もないことですが、あえて云うなら 「いざ、鎌倉」 です。どんな組織でも会議を招集した時、出席しない人は、忠誠心のない人とみなされます。出席して、座っているだけで、会議の成立要件となります。

 これは、国会議員とて同じで、会議の時、座って、賛成してくれるだけで、大いに役立っています。これをいわゆる、陣笠議員とたとえています。

 「陣笠」という言葉、なるほど便利な言葉です。 組織条件として、数で決めるという決まりがある以上、出席して、存在して、提案者側に賛成するだけ、それで、十分役に立っているというもの。

  当社長は、以上のことを忠実に行っています。 それで、上の人から好まれて、声がかかってきます。みなさん、こんなこと、同じようにできますか?        ( 2012.10.29 K 記)

【関連記事】ライオンズクラブの紹介 陣笠とは(コトバンク)



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「こだわる」と「こだわらない」のタイ語
 2012.10.17

 「こだわる」をタイ語で何と云うのかとタイ人に尋ねたら、答えてくれませんでした。 タイに永く住んでいる日本人でも、無回答です。「えー、なんというのかなー」

 逆に、「こだわらない」はタイ語で何と云うか質問したら、「マイペンライ」とのこと。だったら、「こだわらない」の反対が「こだわる」というタイ語になるはず、です。 しかし、この言葉「こだわる」はありません。つまり、「こだわる」という概念がないため、その言葉(単語)がないのです。

 一方、「こだわらない」は、その概念があるので、言葉(単語)があるのです。 それはそうとして、なにかにつけ、こだわりを持つのが日本人。これは日本人独特の性格かもしれません。

その代表例の一人が小林社長ということで、こだわりを捨てていたら、現在の本人は存在していないでしょう。                           (2012.10.17 K 記 )

【関連記事】
小林 豊のタイ語上達法



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ゴッド ファーザーとファミリービジネス ― 映画に学ぶ教訓
 2012.10.11

 当社には社長のファミリーが 2 人勤務しており、さながら「ファミリー商店」と言われそうです。 このファミリー商店の話をすると、「ゴッド ファーザー」の映画を思い出します。

 社長はこの映画が大好きで、何度も見ており、この映画のお陰で、今の会社が繁栄しているようなものです。
 この映画では、主人公マイケルは、ビジネスとファミリーを厳しく区別して、奥さんが食事の時にビジネスの話を始めた時、「これはビジネスだ。口出しはするな」と怒鳴りつけています。

 同様に我が社も、ファミリーの社員とは、ビジネスとファミリーを区別して行っています。
 そうは言っても、社員は区別しているようには見えないでしょう。よって、ファミリービジネスから脱皮するよう、いつも襟を正した行動が求められています。 (以上を書いたら、ファミリービジネスでも良いのでは、というつっこみの野次馬がいたりして・・・・)   (2012.10.11 K 記 )

【関連記事】
小林 豊の懐メロ回想 12.ゴッドファーザー
「ルポ 貧困大国 アメリカU」(読書感想)





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当社支店前は、洪水の如し。
 2012.10.10

 タイの雨季は、洪水が名物です。これがなんと、我が社支店の前で見られるという、面白い話です。

 我が社の支店がスクムビットの中心のソイ 39 にあり、雨が降るとすぐ、水が溢れて洪水になります。洪水と言っても、車の底に水がピタピタとぶつかる程度です。このエリアは、他より低地で、かつ、雨水排水溝が未整備のため、すぐに水が溜まるのです。

 お客さんから、「洪水になりますか?」と尋ねられると、「はい」と答えています。ただし、「一時的です」とつけ加えています。

 たまたま、ここが他より低く、水はけが良くないため、洪水が発生しただけであって、住居選びに考慮する必要はない程度です。

 バンコクと言えば「洪水」と思い浮かべるほど、この地の名物となっています。 過剰な心配は不要です。むしろ、名物の洪水を見ることができて良かった、と思う位の余裕の気持ちがほしいものです。

 この名物のエリア洪水も2〜3年もすると、洪水対策により、土地がかさ上げされて改善されるでしょう。                                 (2012.10.10 K 記 )

【関連記事】
JICA 主催の洪水災害調査報告会
同僚の洪水奮闘記 −その1− −その2−



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ケチな社長は、倒産する ― 当たり前の話
 2012.9.24

  たまたま、足繁(あししげ)く通う食堂で、タイ人のスタッフと遭遇しました。

  そこで社長は、 5 人のグループの一団に ○○○ バーツをあげて、「みなさんでどうぞ」と声をかけました。そこに居合わせた社員は、それぞれ軽く「ワイ」をしました。

 ちょっとした気遣いをするのが、経営者です。もちろん、そんな気遣いのできない社長や経営者でしたら、会社は必ず倒産するでしょう。

 駐在員の方でも同様です。スタッフが何かの会合や催しがあったら、それなりの金銭援助をするのが当然です。「出席できないけど、よろしく」とリーダーにさりげなく手渡す寸志。 この気遣いですヨー。

 こんな些細なことでも、スタッフはうれしいのです。お客さんの会社でも、日常行われていると思いますが、このようなことを行わない社長や経営者でしたら、必ずや倒産すること、間違いなしでしょう。                                 (2012.9.24 K 記)

【関連記事】「ケチ」という評判が立つのを・・・恐れてはならない( 「マキャベリの言葉」)(読書感想)



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タイ企業が、北海道のスキーリゾート地を買収
 2012.9.18

 すでに、ニュースで御存知のことでしょうが、小林社長が北海道出身のこともあり、この欄で取り上げることにしました。

 タイと北海道を結ぶホットな話題として、ぜひとも皆さんにも知って欲しいです。

 内容は以下の通りですが、これを機会にタイと北海道の関係がより親密になることを願ってやみません。                                  (2012.9.18 K 記)


参考タイの不動産会社(プロパティー・パーフェクト)、北海道のスキー・リゾート・買収


                     (クリックすると別枠で拡大表示します)

【関連情報】 小林社長の故郷、北海道 当麻町の紹介



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金持ちはデビットカード、○○人はクレジットカード
 2012.9.17

 小林社長は、クレジットカードを持っていません。今どきクレジットカードを持っていない人がいるなんて、遅れていると思うかもしれません。

 しかし、そうではないのです。クレジットカードの代りに デビットカード(debit card) を持っているのです。このカードはどんなカードか、余り知られていません。

 つまり、借り越し無しで、自由に使えるカードなのです。

 かつて、当社長は、毎月毎月、カード会社からの請求書に目を通して、現金を手渡していました。

 それが、デビットカードにしてから、その事務処理が不要になったのです。

 毎月の事務処理がなくなり、自動的に普通預金口座から引き落としとなっているのです。こんなことを教えてくれる人はいませんねー?

 ただしです。何事にも一長一短あるのがこの世の常です。つまり、デビットカードは、海外で買物をする際は利用できません。さらには、オンラインのショッピングに使えないという短所があります。こんな欠点があると、この記事の見出しの表現は、適切かどうか、と疑問が生じてきます。
(注:○○は、金持ちの反対の言葉です)                (2012.9.17 K 記)

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見た目だけではない、当社営業責任者
 2012.9.14

 いやー、我が社の営業責任者は、顔がいまいちなんです。本人はこの事を自覚しています。
 しかし、仕事ぶりは超一流です。  

 お客さんと話をしたら、バッチリ、相手の心をつかみ、丸くおさめています。

 「世間では、見た目が9割」などと云われており、顔に自信のない人は不利になっています。
(いろいろ見解があるところですねー。)

 よーし。 やっぱり、人は心ですよ。どんなにイケメンでも、やっぱり、大切なのはハートですヨ。
 ハート、つまりマインドです。  

 みなさんー、こんな私ですけど、どうぞよろしく。            (2012.9.14 K 記)

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網膜剥離になった社員をサポート
【メルマガ171号掲載】 2012.9.13

 網膜剥離という目の病気なった、という社員からの報告がありました。

 病気に超関心のある当社 社長。 病気は別にして、問題は治療費です。約 10 万バーツかかりましたが、会社で ポン と全額支給しました。

 タイでは保険に加入していない場合、全額個人負担です。お金の無い社員は途方に暮れます。 社長は、我が社の戦士の負傷は、全額会社負担、という方針です。こんなことができるのも、会社と社員の信頼関係があるからでしょう。

 さらに、社員の子弟が、金銭的に問題が生じた時、これも会社が面倒をみる。 こんなファミリー的な発想こそ、タイの会社なのです。

 まとめると、社員の問題でも、社員の子弟の問題でも、会社がしっかりサポートする、これこそ、会社としての社会的使命ではないでしょうか?                (2012. 9. 13 K 記)

                    

【関連情報】  私の健康法と病気の予防「網膜剥離」  



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新刊本に無料のビニール カバー
【メルマガ171号掲載】 2012.9.12

 毎月、約10冊ほど文庫本を購入しています。その際、日本ではカウンターで、カバーを付けますか?  又、何色にしますか? と、聞かれます。

 タイの紀伊国屋書店では、カバーを付けますか? とは 聞かれないし、裸のままビニール袋に入れてくれて終り。 ところが、先月、大発見しました。

 無料で、本にビニール カバーを付けてくれるサービスがあることを知ったのです。日本にはないサービスです。

 メリットとしては本が汚れず、いつも新品のように輝いているのです。かつ、紙のカバーだと、本の内容がわからず、本棚に入れる時、はずしてしまうのですが、それが不要なのです。

 このような良いサービスをあえて積極的に PR しないところが、いかにもタイらしいですネ。

(2012.9.12 K 記 )
                                       

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