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2009.9.11

 ■本の紹介(92)

「誇り高き日本人」

PHP研究所

定価 2、730円

泉三郎 著

2008年5月発行

 
 今どき「誇り高き日本人」と言われても、「埃の多い日本人」とダジャレを言われてしまいそうです。
失われた日本人としての誇り、これを改めて再認識させてくれるのが、この本です。

明治4年西洋の進んだ制度を見聞すべく世界一周した岩倉使節団
この使節団により、日本が江戸幕府という古い体制から、明治政府という近代日本の道を歩むことに
なるのです。

 折りしも、自民党が50年ぶりに与党の座を受け渡し、新たに民主党が政権を取って、日本の
今後の進路を決めようとしているのです。
今の民主党の関係者に、今後の日本の進路のため、ぜひとも読んでほしい本です。

 そうそう、この読書感想のNO.44にも、タイトルは違いますが(著者は同じ)同内容で出版されて
います。10年ぶりの改訂版ということで、より分かりやすく書かれています。

タイムマシーンに乗って、140年前の日本人が世界旅行をした様子が、手に取るように分かる、
夢のある本です。


 【関連記事】
 読書感想No.44「堂々たる日本人-知られざる岩倉使節団