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2009.7.13
 ■本の紹介(87)

「貸せない金融」

角川SSコミュニケーションズ

定価 798円

小林 幹男

2009年5月発行

  サラ金という言葉が聞かれなくなって久しい。
 一時は悪徳消費者金融という呼び名で、大きな社会的問題を引き起こしました。
 この金融機関が、改正貸金業法の成立によりバタバタと倒産してきています。

  以上の内容を読んでいくうちに、法律の力、そして時代の変化が強く感じてきます。
 とにかく金融に関係している人、関心のある人にとって必読書です。
 この本の中で、これからは金融機関からお金が借りずらくなり、その結果、個人消費が
 減退し日本経済はよくならない、と主張しています。