この本の著者は、双日株式会社(ニチメンと日商岩井の合併)の共同最高経営責任者(CEO) として会社を更生した人です。
彼がその更生の中から得た経験談をもとに「経営の真実」として描いています。
読者対象を社長として話しかけていますが、社長候補、将来社長を目指す人の為に書いてあります。
この本で著者が云いたいことは、次の2点だと思います。
1.会社は毎日つぶれています。あなたの会社も例外ではないのです。よって気を付けてください、と。
2.社長は「高い志」を持ちなさい、というメッセージです。
「高い志」については詳しく書きませんが、次期社長候補選定資格の1つとして 「高い志を持った人」を挙げています。
そう。高い志を持たない社長がいたら、その会社は必ずつぶれるでしょう。
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