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 ■本の紹介(55)

「国境の南、太陽の西」

講談社文庫

定価(514円+税)

 村上 春樹 著

2008年3月発行


 紀伊国屋書店でなんとなしに手に取った本がこの本。
 2〜3ページ読んで、「おもしろい」。そこで買って、一気に読んでしまいました。

 村上春樹の作品は、この本が初めてです。

 彼の代表作『ノルウェイの森』は読んでいませんが、ネット情報によると、なんとなく似ているストーリーです。
 つまり、若い主人公が、2人の女性を二股に掛け、その葛藤を描いており、その描写が、読者と同じ目線で書かれているので、好評を博したのでしょう。

 60歳の私が、この本を通じて、17〜18歳頃の時代にスンナリと入っていけるのですから、すごい本ですヨ。

 村上春樹ファンの皆さん、私も遅まきながら仲間に入れて下さい。