この本は、著者がソニーの宣伝部に籍を置いていたこともあって、書かれたものです。
OBが書いたのですから、至るところに「頑張ってほしい」という意向が垣間見ることができます。
又、ソニーを退社した人のOB会があり、その席に現役の人も加わって交流する、という日本の
会社ではありえない光景を紹介し、「ソニーの常識は他社の非常識、他社の常識はソニーの非常識」 の立場に立って励ましています。
よって、中にいた人が外部から客観的に描く、という同じ目線のスタンスなので、 ソニーの考え方がよく理解できます。
この本を一読して、この本に書かれていることと、株価が一時33,000円まで(現在 約4,000円) あったことが、なぜか結びつかない雲泥の差を感じます。
これがソニーの神話なのでしょうか?
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