明治4年、つまり江戸幕府から明治政府に変わってわずか4年後に、1年10ヶ月という長い期間を
かけて欧米視察へ出かけた内容の本です。
どの国に行っても驚きがいっぱいで、それらのことについて具体的に書かれています。
日本が、現在のように超近代国家になったのもこの「岩倉使節団」が原点になっている、と断言できる
のではないでしょうか?
将来、世界中で活躍したい、と希望している人にとって、この本は夢と希望を与えてくれる本です。
それにしても今から140年前の歴史的事実を、今になってよくよく調べて書いたなーと感心するものです。
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