前々から購入していた積読の書でした。
最近、新聞で来年3月に行われる総統選挙について、与党・野党の
激戦報道を見ました。
戦後の台湾の歴史は、外省人と内省人の闘いであり、それが現在、
国民党と民進党の闘いに縮図化されています。
この本を読んで、これらのキーワードが手に取るように分かり易く書かれ
ています。
台湾から日本を見て、民進党の勝利が国民の安全に結びつくという
結論がこの本です。台湾から見て、日本、中国、アメリカ3国の力関係
もよく見えます。
中国問題を台湾から臨むという切り口がこの本をいっそう引き立たせて
います。
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