金融関係の本で、久々に「目からうろこ」 の本に出合いました。
つまり、日本は、利益(もうけ)を、アメリカの国債を買うということで、投資を行っている。その投資を原資に、アメリカは高収益率の直接投資で運用し、利益を世界の国々に還元しているという。
つまり、アメリカは「超巨大投資ファンド」の国と定義づけています。このような見方をすれば、世界のお金の動きがわかるというものです。
この本の中で著者は、会計学の複式簿記の基本を学び、統計データを複眼思考で読む習慣を身につけるよう、読者に訴えています。 (2012.12.28 K 記 )
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