我が日本にとって、トヨタは日本一の会社であり、戦前においては、「戦艦大和」に匹敵する超代表的企業です。(我が社も、お客様をいただいており、ひれ伏してお礼申し上げます。)
その企業がなんと、韓国の自動車メーカー「現代」(ヒュンダイ、と読む)に敗れてしまう時が来る、というショッキングな本です。この本は、日本と韓国に於ける自動車戦争に特化して書かれています。
この本の結論を勝手に書いてみましょう。
日本は、技術を最優先して車を作ったのに対して、現代社は、売れる車を優先した、つまりマーケティングを最優先して車を作ったのです。その結果は、歴然としています。
どんなに性能が良くても、売れてナンボの世界なのです。我が国の車が韓国に負けるのを目の当たりにして、頑張って欲しい、と願うのは私一人ではないでしょう。
(注:この本の表紙に、2社の販売総台数がグラフで示されており、これによると日本は負けそうです) ( 2012.10.9 K 記)
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