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2012.5.11

■本の紹介(166)

雑巾がけ
小沢一郎という試練

新潮新書

定価 680円+税

石川 知裕

2012年4月発行

 タイトルが読めない人がいます。

「ぞうきんがけ」と読みますが、実際、雑巾で床を綺麗にした人は少ないでしょう。

 この言葉は、サブタイトル「小沢一郎という試練」にある、小沢一郎さん、さらには、田中元総理大臣が得意に使った言葉を引用したタイトルなのでしょう。

 この本、小沢一郎さんに仕えた、石川知裕 国会議員の書いた半生記なのです。

 彼が将来、注目されるかどうかはわかりません。しかし、北海道出身で鈴木宗男先生と同郷というだけで、読んでみたくなったのです。

 それよりもっとこの本の中で感銘を受けたのは、「どんなに多忙でも読書が大切」というフレーズ。

 このフレーズを認識するだけで、この本を買って読む価値はあります。

                                   (2012.5.11 K記)


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