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2012.4.5

■本の紹介(164)

ローマ人に学ぶ

集英社新書

定価 720円+税

本村 凌二

2012年1月発行

 1,200年も続いたローマ帝国。これについて一冊の本にまとめ、いかにローマ人が偉大であったかを紹介している本です。知識人たる者、知識、知恵の収集をおこたってはならず、この本はそのための一冊の本です。

ローマについて今でも生きている言葉
・ ルビコン川を渡った
・ サイは投げられた
・ ローマは一日にして成らず
・ すべての道はローマに通じる

 その他、いろいろありますが、たとえ話でも良く使われます。その中でも、ユリウス・カエサルの「ルビコン川を渡った」は、よく使われます。
 この意味の知らない人に対して、酒の席で得意満々で説明してあげる。 知識のひけらかしですが、生きていることの満足感を感じる最高の時です。

 平易に、かつ、大きな文字で書かれていますので、一読を薦めます。
                                   (2012.3.31 K記)
【関連情報】 本村 凌二(Amazon 著者ページ)