日本の民法が、百年ぶりに変わるというフレコミで書かれた本。本の表紙には「契約のルールが百年ぶりに変わる」と書かれているが、契約のルールが変わる訳ないだろう、というのが、正直な感想です。ルールではなく、詳細が変わる、というのなら理解できます。
民法は、生まれて百年以上過ぎているので、時代に合うようにバージョンアップする必要がある、というのが、この本で言いたいことなのでしょう。
法律関係者でなくても、一般知識として知っておくべき内容が多いです。民法改正の最大の目的は、グローバル社会になった今、民法も世界標準に合わせよう、ということでは?
(2011.11.21 K記)
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