ずっと読みたかった本です。高校生の時、歴史の授業でこの本の存在を知りました。以来ずっと、この本を探し求めてきました。
従来、この本は、文語体(又は漢文体)になっており、当時の私達には、近づき難いものでした。それが、1998年8月に酒井シツさんが、現代語訳にして以来、多くの人に読まれ続けてきたのです。
私ももう60歳を過ぎて、健康に留意していますが、このことは、すなわち自分の身体に関心を持つことと同じ意味です。
この本は、人間の体の構造、働きについて説明してあり、医学書としても使えます。医学を専攻した人は、必ずこの本を読んでいるでしょう。特に、解剖学にとっては、この本が原典つまりバイブルとなっているでしょう。
自分の健康管理は、自分の身体の構造を知ることから始まるのでは??
(2011.9.30 K記)