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2011.8.3
■本の紹介(144)

言葉の力

中公新書ラクレ

定価 740円+税

猪瀬 直樹 著

2011年6月発行

 猪瀬さんは、東京都の副知事と作家の2足のわらじを履いているが、それで上手に歩けるのですから天才ですヨ。この本の中で特に感銘を受けた所を、長くなりますが、引用して紹介します。

 「なぜ、本をたくさん読まなければならないのか?その理由を簡単に述べるなら、本イコール他者だからだ。1冊の本を読むことは、2〜3時間かけて、他者が述べていることを我慢して聞くことと同じである。他者がわからないと人とコミュニケーションはとれないし、本を読まないまま大人になると、他者を抱え込まず、自分のことしかわからない人間になってしまう。」

 もう一文は、「スピーチをする時、結論からいいなさい」です。

 私は、“作家業”に大変あこがれており、彼のファンです。みなさんも是非読んでほしいです。なお、彼の本の紹介は、「東京の副知事になってみたら」に続く第2弾です。

関連情報 読書感想「東京の副知事になってみたら」
       猪瀬直樹 オフィシャルホームページ