著者は、若い頃から国際NGOに籍を置き、この分野に活躍してきてました。
その体験の中から、NGOについて理論展開しています。
さらに、青年海外協力隊、国連という官僚組織、ODAにまで切り込んで見解を述べています。
単なる評論家でなく、実践化としてのコメントだけに、耳を傾ける点が随所にあります。
しかし、現実は、それ以上に難しい問題があり、隔靴掻痒の感がします。
国際貢献を 目指す若者のために役に立つ現状報告書です。
蛇足ながら、「会社貢献」と云えば、会社の利益に役立つ、という意味ですが、国際貢献というキーワード自体についても論じて欲しかった。
国際貢献って必要なんですか?