行動する作家の際一人者である猪瀬さんの東京都副知事活動が書かれている。
作家が行政の仕事を経験する、これまでに例のない内容の本です。
「作家として、できることを考えた。直感の力、記録し伝える力、という武器を駆使したい」の表現に感銘を受けた。
本の内容は、過激な発言、行動を予想していましたが、まるで体制内の大人しい羊、のごとく穏やかです。
又、高速道路の有料化を唱え、民主党の無料化と違いをもっと明確に示してほしい、と思うほど、おとなしい内容になっています。
少し残念ながらも、今後に期待しましょう。いや、待って・・・・。もしかしたら、彼はもう体制内の作家としての反骨精神を奪われ、御用作家として進むことになるのでは?そんな心配をしつつ・・・。
‐猪瀬 直樹 オフィシャルホームページ