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2010.3.29

 ■本の紹介(109)

JAL崩壊

ある客室乗務員の告白

出版:文春新書

定価 740円+税

日本航空・グループ2010 (著)

2010年3月発行


 客室乗務員(スチュワーデス)の立場から書かれた、衝撃的内部告白書です。
お役所体質で、経営してきたのだから、とうとう来るべき時が来た、という感じです。

 この責任は、あげて経営者にありますが、労働組合にも責任がありそうです。
役所体質と、それに癒着した労働組合、つまりこれは、二重のガンに侵された身体が蝕まれて、死亡に至った、ということができよう。

 これからはANAが日本のナショナルフラッグになるのです。

 スチュワーデスがどんなに叫んだところで、その流れは変わりません。

 JALが墜落することが目に見えている目前での叫びなのです。
聞いて(読んで)あげて欲しい、彼らの叫びを。